「分かったわ……」 「じゃあ、おやすみ」 もう母上はやつれた様子で、そっと布団に入って寝だした。 「葵、もう少しこっちであそんで」 「はーい」 でも、本当にどうしよう… 女の給料じゃ、父上の4分の1しかないし…それじゃあ、食べていけない。 「明日先生のところに相談しに行こうかな…」