チッ…覚えてたのか。
1週間まであと2日か…
あんま待ちたくない。
「本当にごめん。」
「……………」
沈黙は肯定と捉えていいのか?
そう思って、立ち去ろうとした時…
ギュッ…
「はっ!?」
後ろから腕を引っ張られてバランスが崩れる。
やべっ、コケる…!
そう思ったら、急に友菜が目の前に現れて…
チュッ
軽く俺にキスしてきた。
…なにしてんだこいつ…?
「これで諦めるから…」
「ありがとな、じゃ。」
ったく…俺はキスされるのは慣れてねぇーの!
いつもするがわだし…
まぁあんなんで諦めてくれるなら安いもんか。
よし、戻ろう。
俺は元きた道を戻って2年4組に戻った。


