その場は枢義君が何とかしたけど、その後に…
｢てっきり遊ぶ相手を変えたのだと思っていたのですが……｣
なんてまた雅ちゃんからの攻撃…
けど、私も遊ばれてるだけよね。
私なんかに構うほど、枢義君も暇じゃないだろし…
そう思ってたけど、枢義君から帰ってきた言葉はとても意外な言葉だった。
｢違う。遊びじゃない。
一応本気だ。｣
｢えっ！そ、そうなんですか？｣
つい驚いてそう言ってしまった。
｢…なんで鈴那が驚いてんの？｣
｢いや…あの、ごめんなさい…
枢義君、いつも女の子といるから、てっきり今回も…｣
私のこともただからかってるのだとばかり思ってて…
本当に本気なの…？？
｢あら、枢義様信用されてないのですね。
ですが、本気…と言うことは、南方様いらいですわね。｣
