「ってかさぁ〜第一、湊が眼鏡をかけろって言う必要もなくね?」
…どれも事実だよな?
俺、間違っちゃいねぇよな?
「麗音っち、それは言いすぎだよ。」
急に優真が真剣な声で俺は止めた。
時々、あるんだよなー
優真が怒ること。
何気に優真って怒ると怖いし…
「………」
「麗音っち、何をそんなに焦ってんの?」
優真に怒られて目が覚めるとか俺カッコ悪!
確かに何焦ってたんだか。
ゆっくり攻めてく予定だったんだけど…
昨日から朔鈴那が湊、湊言うからいつの間にか焦ってたのか。
「湊、わりぃ…言いすぎた。」
「ぜ、全然!俺も悪かったし…」
湊って少し朔鈴那に似てんな。
謝らなくて良いところで謝ったり…
本当にいいやつ…
朔鈴那が関わってなきゃ、優真と同じくらいいい友達になれたんだろうな…


