綺羅湊も眼鏡をかけた茶髪だ。
まぁ眼鏡と言っても軽いフレームのやつな。
朔鈴那みたいな、黒渕じゃない。
それに茶髪と言っても、黒に近い焦げ茶的なやつな。
身長も俺と同じくらいで結構高いな…
朔鈴那の席に向かってくる綺羅湊をみながら、冷静に分析していた。
「湊君?って言うの??」
「あ、初めまして。自分は綺羅湊って言います!」
「湊君礼儀正しいね〜
麗音っちとは大違いだ〜」
「うるせぇ。」
余計なことは言わなくていいっつーの!
ってこんなこと優真に言ったって無駄か…
「俺は閖桜優真♪
優真って呼んでくれていいよ〜」
「あ、はい。…えっと…枢義さん?」
「ちょっと〜麗音っち感じ悪い〜!
ちゃんと自己紹介して!!」
優真に言われなくたってするつもりだったよ…
なんかこいつに自己紹介すんのは尺だが仕方ねぇ…


