麗音君の部屋は初めて来た時と同じようにきちんと掃除されていた。 ……麗音君にあげても迷惑かな…? そんな時、湊の言葉を思い出す。 『麗音はそんな人じゃないでしょ?』 …そうだよね。 受け取ってもらえなかったらそれは仕方ない。 けど、まだ何もしてないから… 「鈴那はテキトーに座ってて。」 「うん。」 麗音君は袋3つと自分の鞄をリビングに置いて、キッチンに向かう。 戻ってきたら渡そう。 そして、ちょっとしてからマグカップを2つ持って戻ってきた。