「湊ー!!」
2月13日、水曜日の午後5時。
麗音君に送ってもらった後、
私はとてつもなく焦っていた。
迷惑だと思いつつも、湊の家にお邪魔する。
「鈴那、どうしたの?」
玄関で立ち止まってた私に、階段から降りてきた湊が声をかけてくる。
「どうしよう、明日バレンタインだよ!?
けど私何も用意してないの!」
そう。明日はバレンタイン。
日本中の女の子が頑張る日...
なはずなのに!
テスト勉強に追われてたらいつの間にか13日。
どうすればいいの〜〜〜!?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…