俺vsあいつ〜お前は絶対俺が落とす!〜




「??」


キョトンとした顔がまた可愛い。

ってそんなことを言ってる場合じゃない、か。


手を上にかがげてパチンと指をならす。



……その瞬間…


―――――バァンバァン


夜空に大きく可憐な花が咲く。


「綺麗…」


鈴那は隣で立ち尽くしてる。

前の花火楽しかったしな。


「鈴那、こっち向いて。」


「はい?」


――――チュッ


小さなリップ音が1つ。
鈴那にキスをしたのはこれが初めて…


「な、な、なぁああぁぁぁぁ/////」


さっきとは比べ物にならないくらい真っ赤に染まっていく。


だからそういうことされるのが、困るんだって。

止まらなくなるだろ…