「どこいくんですか?」
「遊園地。」
神坂家の経営してる大きな遊園地があったりして。
遊園地と言ったときの鈴那の目が輝きだした。
「遊園地好き?」
「はいっ!」
なら遊園地にして正解だな。
……ついたらついたで結局はしゃぎまくるんだろう。
俺は果たしてついていけるだろうか…
そんな不安がありながらも…
「楽しかったです!」
「それならよかった。もう暗いし帰る?」
「…もう少しだけ…」
そう言われるのは想定ないだよ。
だからさっきのうちに…
「じゃあ少しだけ、こっちおいで。」
遊園地の中にある広場に鈴那を呼ぶ。


