「怖がってちゃダメだよ。
鈴那ちゃんは可愛い。
自信を持ちなよ♪」
ニコッと笑って私の眼鏡を外す。
「俺はね、麗音っちの好きな人が鈴那ちゃんじゃなかったら、
こんなに手伝ってないんだよ?」
閖桜君は笑顔だけどその声、その瞳は凄く真剣。
吸い込まれそうになるくらいの閖桜君の綺麗な瞳に何も言えなくなる。
閖桜君はそんな私を気にせずに話し続ける。
「確かに俺も麗音っちも最初はただの興味本意だった。
けど、麗音っち最初から鈴那ちゃんに優しかったじゃん。
俺が鈴那ちゃんを引っ張ってった時だって麗音っち止めたでしょ?」
そうだ…
もっと怖い人だと思ってたけど、その時優しい人だな…って思った。


