恭華さんは大学帰りなのか、私服に鞄を持っていた。 「あら、あの子かしら?」 学校の昇降口の方を指差して恭華さんは言う。 「……鈴那…」 閖が何を言ったのか鈴那は眼鏡を外し、俺の好きなポニーテールだ。 久しぶりにみたけど、やっぱ可愛いな。 そう思ってしまう。 「可愛い子ね。麗音君のタイプはあぁゆう子か。」 うんうんと頷きながら笑っている恭華さん。 近づいてくる鈴那はまだ俺だと気づいてないみたい。 「私に合わせてくれればいいから。 麗音君そうゆうの得意でしょ?」 「まぁ頑張りますよ。」