中学生になりたての頃にお見舞いに来たときに ひすいさんが言ってた言葉を思い出す。 『ざくろはさ、あの日ぐれんに答えを言いにいくつもりだったんだよ』 と言っていた。 足や肘とかいろんなところを故障したぐれんさんに告白されていて その答えをこの病室に伝える日だったんだ、って。 それを聞いた瞬間、自分は何してるんだろうって思ったのを覚えてる。 その日から私は誰にも恋をしないって決めたんだ。 ざくろさんは私のせいで幸せになれなかったのに 私だけが浮かれてることなんてできない…って。