俺vsあいつ〜お前は絶対俺が落とす!〜




「犠牲を出したくないなら守ればいい。

けど、万が一…万が一巻き込んでしまったのなら、
その時は謝れ。」



謝る…

そうゆう選択肢があるじゃん。
それでいいじゃん。


暗く閉ざされた道に光が差す。

俺は何が怖かったんだろう…


鈴那を失うこと?
日常が壊れること?
みんなといられないこと?


違う。

俺が本当に怖いのは…



全てを失うこと…………



けど、その時は仕方ないと諦めるか。

きっと、全部無くしたとしても、
閖も昴も雅も… 鈴那も、湊も…


俺の側に居てくれる…………