「犠牲を出したくないなら守ればいい。 けど、万が一…万が一巻き込んでしまったのなら、 その時は謝れ。」 謝る… そうゆう選択肢があるじゃん。 それでいいじゃん。 暗く閉ざされた道に光が差す。 俺は何が怖かったんだろう… 鈴那を失うこと? 日常が壊れること? みんなといられないこと? 違う。 俺が本当に怖いのは… 全てを失うこと………… けど、その時は仕方ないと諦めるか。 きっと、全部無くしたとしても、 閖も昴も雅も… 鈴那も、湊も… 俺の側に居てくれる…………