「麗音はどうしたいんだ?」 「俺?」 俺は… ただ普通に生活を楽しみたいんだ。 普通にあの6人で笑って過ごして… 鈴那と付き合えれば、それで…… それだけなのに… 「麗音がしたいようにするといい。 迷ってばかりじゃダメだ。」 昴のその言葉は俺に力をくれる。 あいつの言葉は本当にそうなる気がするんだ。 だから、俺は自分のやりたいように… 自分に出来ることをやるだけだ。