「ねぇ麗音っち、俺らどうする?」
「俺明日、昴の家行ってくるわ。」
「僕も行く?」
「大丈夫だ。俺1人で行ってくるから。」
せめて昴だけでも来てくれねぇと…
昴に相談したいことはいっぱいある。
「麗音っち…
俺さ、新学期辺りから凄い嫌な予感がしてたんだ…」
新学期、一ヶ月前。
あの時はまだ普通の生活だったな…
みんなで飯食ったり、しゃべったりして、普通に生活してたのに…
「まさかこんなことになるなんて思わなかったよ…」
「俺だってそうだよ。」
「けど、試練は乗り越えるものだからね、俺らならいけると思うんだ☆」


