「ただし…?」
「俺のプリン倍で返してもらうから。」
プリンの恨みは大きいぞ。
「は、はい…」
「それでいい。」
俺が閖と喋ってる間、他のやつらは弁当を片付けて、教室に戻る支度をしてる。
「麗音、俺らは教室に戻るが…
閖桜と購買か?」
「あぁ、そうする。
行くぞ閖。」
「はぁい。」
そうして俺と閖は購買に行った…
しかし、
「ごめんなさいね、プリンなら売り切れちゃったのよ。」
「……」
「麗音っちドンマイだよっ!」
売り切れだと?
ありえねぇ…
もういいか。
確かにプリンは好きだがもう諦めよう。
別にそこまでほしいわけじゃなかったし。


