なんかイライラしてくる。
なにそれ、鈴那のことやっぱり好きだったのかよ…
「ざけんなよ…。」
鈴那を先に見つけたのは俺なんだ。
ひとのもの勝手にとってんじゃねぇよ。
――バシャン
「「「えっ!?」」」
俺はプールに飛び込んだ。
タンクトップに短パンだしそんなに影響はない。
水面に上がって髪をかきあげる。
太陽が照りつけている。
俺の漆黒の瞳を直接狙ってるみたいだ…
あぁ…イラつく。
「麗音っち?どうしたの?」
後ろから閖の声が聞こえたけど、無視してプールから上がった。
シタシタと髪から水滴が垂れてくる。
水を吸った服が重い。
何してんだ、俺…


