好きにはならないから、
せめて、湊と同じくらい仲良くなれますように…
私は月にそう願って寝ることにした。
──────
『だい、じょ…ぶ?』
『お姉さん!?
どうしたの!?血が、いっぱい…
お姉さん!!』
『わたし、は…だいじょう、ぶ…だから…』
『お姉さん!!』
──────
「!?」
まだ夜中だ…
昔の…夢だったのかな?
久しぶりに思い出しちゃった…
忘れさせないとでも言ってるのかな?
ざくろさん、大丈夫。
私、ざくろさんが目覚めるまで誰にも恋しないから…
そうして私はまた目を閉じて、眠りについた…
*鈴那side(END)


