「じゃあな。」


片付けは明日やることになって、みんな部屋に戻っていった。


「麗音俺らも行くか。」


「あぁ。」




暗くなった空を一回見上げる。


薄暗く取り巻く雲の間から覗く月がとても綺麗だった。