「麗音っち、行くよ!」



「どこにだよ。」


「モチロン、4組に決まってるじゃん♪」


決まってんのかよ!
ってか出待ちでもする気か?優真は。


「おい4組終わったみたいだぞ。」


「あ、ほんとだぁ!」


こいつってやっぱり女みたいだよな。
喜び方とか思考回路とか、イロイロと。


なんか前に優真を彼女だと思ってたやつもいたし…。


「どうすんだ?」


人もバラバラと出てきた、4組の教室。

中に入ってるやつは少なくないけど、俺たちがいるせいか、どんどんと人が出てくる。




だいぶ中のやつらがいなくなったところで、優真が動き出した。


何をするのかと見ていると…