モールの中に入って、前を歩く湊と閖。
「好きなの選んでいーよ!
麗音っちがきっと買ってくれるし。」
俺が払うのか。
持ち金あんまないけど。
「いや、それは麗音に申し訳ないよ。」
「大丈夫♪俺と昴君の割り勘だから。」
昴も巻き込みやがった…
だったら最初から閖一人で買ってやれって……。
「麗音も水着買ったらどうだ?」
「なんで?」
いっつも変なところで話しかけてくるのをいい加減止めてほしい。
昴の癖だし、一生治らないと思うけど…
「麗音も水着持ってきてないんだろ?」
「だからなんでそんなこと知ってんの?」


