「俺入口にいるわ。優真だけ行ってこい。」


「えぇ〜麗音っち行かないの?」


「あぁ。なんなら連れてこい。」


もう、行くのめんどくせぇ…。
それに静かで堅苦しい場所は苦手だかんな。


「仕方ないな〜じゃあちゃんと待っててね、探してくるから。」


「いってこい。」


結構広いし、探すのどれくらいかかんだ…??

俺、寝ててもいい?

いや、さすがにダメか…
けど少しくらいなら。


そう思って入口に寄っ掛かりながら目を閉じた。