「部屋は2人一部屋ですわよ。
私は鈴那さんと、お兄様は枢義様と、優真様は綺羅様とですわ。」


勝手に決めたな〜神坂妹。

まぁ昴と一緒だし、結果オーライだな。


「麗音っちじゃないけど、湊君いっぱい遊ぼー!!」


「あ、うん。」

閖と一緒だとこうなるんだよ……


小学校と中学校の修学旅行は辛かった。

そして、毎年神坂妹に誘われる旅行でも辛かった。



湊ありがとう…そして頑張れ。


俺は心の中で湊を応援していた。


「さっ、まずは昼ごはん食べよう!
俺お腹すいた〜」


「そうですわね。お昼に致しましょう。」