「急いでくださいね。」
「分かってるって。
ってか凍士、お前いつ入った?」
よくよく考えてみれば、俺が昨日寝たときにはいなかった。
しかも、俺専属とは言え、一応本家の執事をしてるはずなんだけど…
「朝からですね。
昨日、本家から必要なものを持ってきたんですよ。
ついでに、低血圧の麗音様を起こしに来ました。」
「なるほどな。
まぁ助かったしいっか。」
あ〜でも眠い。
俺車ん中で寝てよう。
――――――――――
「麗音様、お時間です。
車の手配はしてあります。」
「おう、サンキュ。」
「では、いってらっしゃいませ。」
「いってくる。」
深々と頭を下げる凍士を後ろに俺は家をでた。


