「ここ!」
優真についてきてついたのは、学園にある図書館。
図書室よりは図書館って感じで、でかくて広くて…
けど、実際初めてきた。
「すげー、広!」
「麗音っち、ここくるの初めてでしょ?」
「あぁ。」
「意外と楽しいんだよ。」
楽しいんだよ…って優真はきたことあんのか。
俺は在ったこと自体うる覚えだったのに。
優真は冒険者だしな、当たり前か。
「中では静かにね♪」
「分かってる」
中に入ってすぐ、優真に耳打ちされる。
どんだけ常識ないやつだと思われてんだ?俺は。
一般常識くらいは普通にあるんだけどな。


