「聞きますか?」
「あぁ。」
「ふふっ、それはですね、枢義様まで麗音様と呼んでしまうと、
優真様をお慕いしてる身としては嫌なんですの。」
なるほどそう言うことか。
じゃあ麗音はずっと枢義様だな。
「じゃあなぜ今、麗奈のことを南方様なんて呼んでる?
前まで麗奈さんだったろ」
こいつが女を…しかもめっちゃ仲良かったやつを男と同じ扱いなんてあり得ないだろ?
「南方様…麗奈さんは昔の人ですわよ。
もう、いないんです…」
「悪い。余計なこと聞いた。」
「良いですわよ。
けれど、南方様を今でも引きずるのは南方様も鈴那さんにも失礼なことですわ。」
確かにそうかも。
俺は一人雅の考え方に納得していた。
++昴SEIDーEND++


