そう考えて携帯をひらいたとき、 「そうか!!」 健太くんだ! と、ひらめいた。 友達に、健太くんに似てるよ。 って言われたんだ。 すっかり、忘れてたな。 待受画面が、健太くんの写真だったことに感謝し、一人で 「うん、うん。そうだったのか。」 と、納得していた。 こんなことやっていたので、当然時間は過ぎていく。 気がついたら、集合時間が迫っていた。 「や、ヤバイ!!」 私はそう言って、走っていった。