しばらく沈黙があってから、 「え?」 その男の子の声がした。 驚いている顔している。 しまった。 声に出しちゃった。 これじゃあ、完全に変人扱いされる。 なに言ってんの、あんたバカじゃね。 とでも、言われるか思った。 けど、早柴君は 「なんで、そう思った?」 笑いながら、聞いてきた。