「それで、今に至ります」 あたしは、水野千尋という彼女に あたしの過去をすべて話した。 自分の過去を打ち明けたのは、 彼女が初めてだった。 打ち明けたのが自分でもびっくりする。 あれだけ、人を拒んでいたのに いとも簡単に、彼女に話してしまった。 「桃花ちゃん、泣かないで?」 「え…?」