「じゃあ今日から私たち、“友達”ねっ♪私のことは千尋って呼んで? あなたのことは、“桃花”って呼んでいい?」 「もちろんっ♪よろしくね、千尋♪」 「うん、よろしくね!桃花♪」 友達… その新鮮な言葉にあたしたちは 喜びを感じていた。 そんな小さなことが、あたしには幸せに思えた。 新しくできた、信頼できる友達。 嬉しくて嬉しくて あたしたちは、笑いあった。