「千尋っ!」 「…杏子?」 杏子は、私を抱きしめてくれた… 杏子は、いつだって優しいね。 でもね、その優しさが怖いんだよ。 だって、いつ裏切られるかわからないから。 そのたくさんの優しさがいつかはたくさんの裏切りに変わってしまう時が くるんじゃないかと思うと、 すごく悲しい恐怖感が襲って来るんだ。 でもね… 私は、 杏子だけは、 杏子だけは、 信じてるよ…