「調子はどうかな?」 「辛いです」 「そうだよね。ずっと、家で暮らしてて家族に内緒にしてて元気に振る舞ってたんでしょ?それだと、辛いはずよ。ご飯も、普通に食べてたんでしょ?」 「はい」 「そうよね、あなたの性格上そうなるわよね」 「はい…」 この看護婦さんはあたしのことをわかってくれているから、安心できるんだ。