「ん…」 「大丈夫⁇ あのあと倒れたんだよ?」 あー、倒れたのか… 俺は優花の部屋のベッドで寝ている。 「優花… 少しでいい…血をくれ…。」 しばし沈黙が続いた… 優花は、カッターを出して… 人差し指の第一節を切りやがった… 「何して…「何って?」 優花は俺の言葉を遮って言った。 「血が欲しいんでしょ? あげるよ。ほらっ。」 そう言って人差し指を出してきた ドクンドクン……