案の定、フォーカさんは私に喧嘩売ってきた。 「そこまでいうんなら戦いましょうか? 竜堂優花さん?」 知ってたのか… 「おい、やめとけ‼フォーカは俺たちの世代でも、強いんだぞ⁈」 「私なら平気。何だろうが受けてやるよ。」 「決まりね。私が勝ったら、レオンを返して? あなたが勝ったら、 そうね…… レオンをあげるわ。」