レオンに抱きついて来た女は厚化粧で、水色のセミロング…目は少し切り目、
口は少しぷっくりしていた。
「何のようだよ?フォーカ。」
フォーカっていう女は、
「レオンに会いにきたのよ。
何、この女…
だっさい‼レオンに会うはずがないわ‼
レオン、こんなやつと付き合わないんでしょ⁉」
プチッ
堪忍の緒が切れた。
「さっきからなんですか?フォーカさん?
私の事を知らないくせに、よく言えますね?誰もがみんな一番だと思って…バカみたい。あんたみたいに派手な格好はできませんが、私には私なりの格好があるんです。
喧嘩するならよそでどうぞ?」
ドス黒いオーラはなって言ってやった。


