季螺に全て話すことにした。
放課後に教室で運動場で部活やってる声が聞こえてくるけど、
そんなことは気にしない。
「今日ねー季螺に言いたいことあるの」
「何?なんか怖いなぁー・・・」
「あのねぇー私、本当の両親がいないの。」
「えっ!?詳しく話せる・・・螺瑠のこともっと知りたいから
話して・・・」
「うん、わかった・・・・長くなるけどいい?」
「うん、全然構わない!それで螺瑠のこと嫌いにならないから!」
「ありがとう、話すねー・・・・。
2歳の時に本当の両親と別れて施設に入ったの5歳までずっと施設で暮らしたの
小学校の時に里親さんのもとで暮らすようになったの!里親さん結構優しいしなんか
本当の両親みたいだった。現在も暮らしてるんだよね!
でも、怒られると悔しくっていつも本当の親に会いたいって思ってるんだよね・・
甘えることが出来ないの・・・。だから、自然と親を嫌うようになっていた・・・
全て人生が終わるかと思ったときもある。
毎日泣いた時もある。でも、今はそんなこと思ってない
感謝しながら暮らしてる。ときどき親なんていらないって思うけどね。
でも、季螺と出逢ってからは私の気持ちがだんだん変わった!
本当にありがとうね!」
「螺瑠ー・・・今までつらかったね。でも、もう大丈夫だよ、季螺が螺瑠のこと支えあげるから!辛くっても一人で抱え込まないで。季螺も抱え込まないようにするから!
季螺が螺瑠の親になりたいわぁー!季螺なら螺瑠のこと幸せに出来るよ!」
「季螺ー愛の告白しないの!まぁー嬉しかったけど、いいんだけどね///」
「あれ?螺瑠照れた!?か、可愛い///」
ったく、季螺といるとなんて説明していいのか分からんけど・・・
調子が変になるんですけど・・・・・笑