あいつと喋りたくなくて 休憩室横の ロッカー室に逃げてきた。 自分の気持ちを あいつが知るわけないのに あいつに腹立てるなんて… 本当に、馬鹿みたい。 気が付くと 時計の針は 休憩の終わりを指していた − ガチャ ロッカー室を 出ようとしたときだった… 「あ、山本君!」