「山本君の事、 どう思ってるんですか?」 『…今仕事中ですけど』 私とあいつと こいつ、 3人は同期。 最初から 私と永井詩織は どうも気が合わなくて 終いには 2人して あいつを好きになってしまう始末。 「そうやって逃げるんだ」 『逃げる? 私は別にあいつの事なんか…』 「そう! あんたがそういう姿勢なら 私、容赦しないから」