魔法都市



―――その日の昼過ぎ


「「3日後の実践授業の参加ぁ?」」

「あぁ」

悠太と華澄が声を揃えて言う
それにうなずく奏

MEEOに四人が揃ったため奏はアリアが言ったことを話す


「アリア先生て確か魔法科の先生よね?」

「普通科に混じってるオレらには関係ねぇんじゃあね?」

華澄が思い出したように言うと悠太は圭斗と同じことを言う
そして奏が再び説明をする

「今回は能力科と合同なのよ。まぁ…能力科に比べて魔法科の生徒数は五分五分だけど教える側の人数が足りないのよ」

「奏はその話引き受けたの?」

「引き受けたっていうか…」

「オレら半強制的に参加ってやつだな」

圭斗がちょっと不満そうに言うと奏は苦笑いする

「そもそもあたしや篠原くんでいいの?」

「人数的には四人必要だけど、あたしと圭斗は参加決定だからあと二人足りないの。だから二人に頼んでるんでしょ」

「あたしは構わないよ」

「オレも」

「じゃあ、決定ね!」

奏は二人の参加することをアリアにすぐに連絡を入れると咲哉と要が実践授業に参加することも話す
さすがの二人も驚くのだった