契約を切られた、または切ったマスターと使い魔は自分たちで次のマスターと使い魔を探すのだ

「華澄たちにはいずれバレるから言わなくていいわよ」

「へ?言わなくていいのか?」

「能力者には契約魔法は使えないからね」

「だよな…」

「まぁ…例外を作ることなんて簡単だけど…」

そうボソッと呟く奏

「…?なんか言ったか?」

「別になにも」

「そっか」

どうやら悠太には聞こえなかったらしい
内心ホッとする奏であった


fin.