友達の言葉など聞こえてることなどなくお店を出て奏のほうに駆け寄る
「ごめんね、せっかく友達と居るのに」
「友達と居るのはいつでも出来るんで」
「そ?」
そんな二人のやり取りを見た友達はひそひそと話す
「キレイつーか…可愛い人だよな」
「うん」
「あんな人と知り合いって咲哉もスミに置けないな」
「たしかになー」
わははっと話す友達であった
「そういえば…良く喫茶店にいるって分かりましたね」
「たまたま見かけただけよ。ちょっと収集掛けてて」
「収集?」
「本部に着いたら話すわ。それと水瀬くん呼んでくれる?」
「要を?」
「えぇ」
「分かりました」
歩きながら咲哉は要をMEEOの本部に来るようにと連絡する
数分後、要もMEEOに着きみんなのいるところに行く
「ごめん、お待たせ」
「奏遅いよー…って咲哉くんと要くんも一緒なんだ」
華澄が奏の到着に気付く
後ろに居る二人にも気付き声を掛ける
「まぁ、ちょっと二人の力も借りたくてさ」
「つーか、オレたちを呼んだ理由は?水城」


