――――――数日後
奏はみんなを集めるために街を歩いていた
みんなと言ってもすでに悠太と華澄、圭斗は連絡を付けて先に居るようにしたのだ
「あとは咲哉くんだけか…」
肝心の洸とマナは魔法管理委員会で話し合いやら会議で不在
弥生に連絡がてら報告すると一旦戻ると言ったためそろそろ本部に居るはずだと考え咲哉を探しているのだ
「あ…いた」
不意にお店のほうを見ると咲哉は友達とお茶をしていた
昨日の話にはMEEOを兼任してる咲哉も必要と思っていた
ついでに咲哉の友達も要も必要だった
コンコンッとお店の小窓を叩くと咲哉が気付く
「あ…」
ちょいちょいと手招きをして指で外に出るような仕草をする
「ごめん!ちょっと用事」
「なんだよ咲哉…。あ、さてはさっきの人とデートか?」
「え?なになに?さっきの人って彼女!?」
「羨ましいなぁ」
「ちげーって!!ジャッジメントでお世話になってる人だ。とりあえずこれ置いとくからあとよろしく!」
咲哉はテーブルにお金を置いたあと急いで店を出る
「あ…おい!咲哉!」
「あいつも忙しいやつだよな…」
「あぁ…」


