「まだ断定出来ないけど…“奴ら”かもしれない」
「そろそろ動いてくるってワケか…」
「奏」
「わかってるわよ。洸、弥生さんに報告しに行ったほうが良いわよね?」
奏は一旦洸に話を持ち掛ける
「弥生さんはいま大きな会議に参加してて居ないんだ」
「そう…。とりあえず魔法管理委員も動ける状況じゃないでしょ?」
「あぁ」
どうするべきが四人は考える
だが考えてもどうにもならないため洸が魔法管理委員に話を持ち掛けて奏が代理で指揮を取ることになった
「オレとマナは管理委員会のほうにしばらく居る。会議になったら長くなりそうだからな」
「わかった。なんにしても華澄たちやジャッジメントのほうにはあたしたちから説明するから」
「頼んだ」
そう言って洸とマナは出て行く
「蓮斗はこのまま情報収集と各自に情報提供よろしくね」
「わかった。ボク一人じゃムリがあるから誰か借りていいか?」
「仕方ないな…」
奏は腰に付けてるポシェットから鍵を取り出す
「我が契約の名において使い魔の扉(ゲート)よ開け」
そう唱えると魔方陣が現れる


