随分簡単に言うが例えが思い付かないだけであって組手にしろなんにしろ強くなるには実践経験を積むには充分だ

安易的な考え方に思えるが奏なりの考えだ

「で、タイマンつってもどうするんだ?能力や魔法の相性ってのもあるんだろ?」

「うーん…そうなのよねぇ」

能力や魔法に種類があるのと同じで相性がある
4大属性である火、水、風、土を扱う能力者や魔法使い必ずいる

だけどそんなことは関係はない

魔法も能力も多種多様
だからこそ相性も考えなければならない

「能力同時で実践をしたあと能力と魔法同時での実践をする。攻撃系や防御やサポート系のチカラによって使い用途は違うけど鍛えればどうにでもなるわよ?」

「水城…」

「もちろん道具はなんでもありよ」

「「道具?」」

どういう意味なのか問うと奥からなにかを引っ張っりながらマナが来る

「マナさん!」

「姉さん…」

「ふふっ、みんな久しぶりね。奏、頼まれたもの持ってきたわよ」

「ありがと」

ガラガラと箱のようなものに入っていた物はプラスチックのおもちゃの銃や竹刀や木刀などが入っていた
これを使って一対一で実践訓練をしてもらおうという考えなのだ

ただ能力や魔法を無駄使うだけじゃないのだ