翔くんは
また日を改めて
お見舞いに来るとだけ残して
病室を後にした。


できれば
ちゃんと送っていきたかったけど
さっきのこともあり
逆に迷惑をかけそうだったから
エレベーターまでにした。

私の心は
嬉しい反面なぜか
不安に襲われていった。