俺はゆっくり
病室に戻りながら
頭のなかを駆け巡る2つの疑問と闘っていた。


1つはやっぱり
さっきの子は
無事なのかと言うことだ。

すごく苦しそうで
見ている自分までもが
苦しくなりそうだった。