すると理央が抱き上げて私を乗せてくれた。
そのあと理央も乗り、出発した。
10分くらい乗っていると到着したみたいで止まった。
目の前には古びた倉庫があった。
……なにこれ。
理「いい連中ばっかだから安心しろよー。
んじゃ中入るか。」
「ちょっと待って!!
ここどこなの?」
理「どこって…見りゃわかんだろ?
倉庫だよ、倉庫。」
「そういう意味じゃなくて!!」
理「中で説明するからとりあえず入るぞ。」
腕を引っ張られながら強制的に中へ連れて行かれた。
中には見るからに不良っていう人が山ほどいる。
まじでここ何なのよ……。
理央が適当に不良さん達に声をかけてから、階段をのぼって1つの部屋に入っていった。
…もちろん必然的に私も入る事になった。
部屋の中に入ると中には4人男の人がいた。
?「誰だそいつ。」
理「拾った。
訳ありなんだとよ。」
?「で、なんで連れてきた?
ここがどこだかわかってんのか?」
理「しばらくの間匿ってやるって約束したからさ。」
?「ふざけんな。」
理「いたって真面目だけど?」
……喧嘩し始めちゃったよ、おい。
どうすればいいんだろう…そんな事考えていると話をふられた。
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