理「何で言ってくんなかったんだよ!?」
「言えるわけないじゃない!
誰がレイプされたことをわざわざ言うのよ!?
そんなの・・・言えるわけないじゃないっ・・・・・・。」
しーんとした空気になり、誰も喋ろうとしなかった。
その中で幸太郎が口を開いた。
幸「とりあえず、この男達殺るか。」
風「ボコボコにしてやるっ!」
蒼「いや、その必要は無ぇみてぇだ。
・・・・・・これ見ろ。」
そう言って蒼太は一枚の写真の裏を見せてきた。
そこには手紙と同じ字で文章が書かれていた。
『安心しろ。
こいつらはもうこの辺りにはいない。
もちろん主犯者達もな。
お前を守れるのは俺だけだ。』
その言葉を見てさらに顔が青くなっていくのを感じた。
やっぱり・・・あの退学したクラスメイトは主犯者だった・・・・・・。
そうじゃないと辻褄があわない。
伊「この手紙を送ってきた奴に心当たりあるのか?」
「・・・・・・ある。」
蒼「・・・誰だ。」
「・・・大池組組長」
私が逃げてきたところ・・・。
「退学した人達は主犯と実行者・・・だと思う。」
怖い・・・
怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
これから私・・・どうなるの・・・?
.