運「ここなら店もマンションもあるから便利だぞ。」



「ありがとうございました。」



運「事情はよくわからないが負けるんじゃないぞ?」



「本当に…ありがとうございました。」




タクシーから降りるとすぐ住む場所を探すことにした。
ちなみに今の時刻は夜の9時。
薄暗い時に逃走をはかったためそんな時間だ。






マンション一室借りようと思ったんだけど・・・お店開いてなさそうだし。
ホテルにでも泊まろうかな・・・。


あ、でもこの時間じゃ銀行開いてないよね・・・。
どうしよう・・・。
 





悩んでいると後ろから2人の男に声をかけられた。



男「こんな時間に1人なの?」



男「それなら一緒にカラオケにでもいかね?
もちろん奢るよ。」






絶対怪しい・・・。
でも今の私には何処かへ行けるようなお金持ってないし・・・どうしよう。


悩んでいるといきなり腕をつかまれた。



男「んじゃ行こうぜー。」



男「近くのカラオケでいいだろ?」





そう言いながら腕を引っ張られる。



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