籠のトリ



(ここから2ページほど性的表現、発言があります。
嫌な方はとばして下さい。)




あるだだっ広い部屋に、さっきの男の子三人が縛られて放置されている。


一体これから何が起こるのか・・・
自分達は何をされるのか・・・



生きて帰れるのか・・・




そんなことを考えながら少し体を震わせていた。





そして急に部屋のドアが開いた。
そこには大池組の組長と青年、その他いかつい男が9人程いた。



近づいてきたと同時にけりを入れられる男の子三人。
げほげほとせきこんでいるがお構いなしに組長が拳や足で痛めつけていた。



組長「とりあえずここで止めといてやる。
・・・これからどうなるかはおまえ等の返答次第だな。」



青年「あなた達は馬鹿だ。
せっかく、わざわざ、この俺が時間を使って忠告してあげたのに・・・。」



男「え・・・な、なんで・・・どうしてあんたが・・・・・・。」



青年「余計なことは喋るな。
俺の質問にだけ答えればいい。

まず一つ目の質問、誰かに命令されたのか?」



男「た・・・頼まれました・・・・・。」



男「すいませんでしたっ・・・。」



青年「次・・・避妊は?」



男「も、もちろんです!」



青年「では最後・・・誰に頼まれた?」



男「な、名前はわからないです・・・。」



男「た、たしか森里さんのクラスメイトだったと思います・・・。
じ、女子です・・・。」



青年「・・・すぐ調べます。」



組長「さっさと調べろ。」



青年「はい。

・・・では、そろそろ出番ですよ。」





ーやっとですかー?ー

ー最近ご無沙汰だからなー

ー俺あいつなー

ー俺は向こうにいる奴だなー





さっきまで黙っていたいかつい男達がざわざわし始めた。
そして3人ずつに分かれ、それぞれの男の子達に近づいた。



青年「あ、ちゃんとつけて下さいね。
彼らもしてたみたいなので。」



男の子「え・・・な、なにするん・・・。」



男の子「っ・・・まさか・・・い、嫌だぁぁぁっ!」



1人逃げようとしたが、それをいかつい男達が許すわけがなく取り押さえられた。




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